ネットショップオープン当初は、一般的なネットでのお買い物と同様「お客様のご注文通りの発送」をしていました。
ですが、来店されるお客様とネットショップのお客様のお肌の改善のスピードが違うことに気づき、お肌を拝見しないで商品をお売りするコトに強い抵抗を感じはじめました。
スタッフやお客様からも多くのご意見を頂きながら色々模索した結果、現在はメールや画像を駆使してカウンセリングを行うスタイルに落ち着いています。
それでも、十人十色のお肌にスキンケアだけで改善を導くには難しい側面もあります。
スキンケアは使用するだけでは、お肌はキレイにならないからです。
お肌も生きているので時間が必要です。
数あるネットショップサイトの中で当店をはじめて訪れた方は、お使いになるものに気をつけている意識の高い方だと想像しております。
また、多くのお化粧品の中からご自身で商品をセレクトすることに不安を抱き、お肌の調子がいまいち良くならず困っている方もいらっしゃるとお察ししております。
マイトリではお求め頂く際に
「生まれた年」
「気になるトラブル」
「アレルギーの有無」のご記入をお願いしております。
そこから想像力を膨らませ、どういったホームケアがベストかスタッフ全員で話し合っています。
「備考欄」へのコメントを書き加えて下さっている場合は、当店からお肌アンケートをお送りし、状態を細かく把握するように努めています。
そのため
「お求め希望の美容液は現在のお肌状況では、おススメできません。」
「この度お買上頂いた△△クリームより、〇〇クリームの方がマッチするかと思いますがご変更されますか？」
などと不躾ともとれるメールをお送りするコトも多々あります。
マイトリは化粧品会社が経営しているエステティックサロン・ネットショップではありません。
いちエステティシャンが起業し、女性の皆さんのココロが爽快で気分になるアイテムを積極的にリサーチし取り揃えているセレクトショップです。 お顔が見えない、お会いできないからと売りっぱなしではなく、現在のお悩みが少しでも改善に向かえるようにお一人お一人に専属のスタッフがつきアドバイスをさせていただいております。
ぜひ、お声をおきかせください。
もしかしたら頂いたお声の中に改善のヒントがあるかもしれません。

当店で取り扱っている化粧品は数ある化粧品メーカーの中から、解剖皮膚生理学に基づいて作られたものを探し・試し・吟味をしセレクトしております。
優秀な化粧品ブランドを集めるばかりでなく、他ブランド（他会社）との相性も考慮して仕入れています。
例えば、当店では洗顔や日焼け止めをナボカルコスメティックス社のベーシックラインで揃えていただいたら、化粧水やクリームはエストラボ社のココンラインをおススメし、お客様のお悩みが早期に改善されるようにアドバイスしております。
他ブランドをご自身で混在して使用することが、今までは普通だったかもしれませんが、その「相性」まではわからない事が多かったと思います。
マイトリでは、他ブランドを安心してご愛用して頂けるようにすべての商品の成分把握に努めています。
女性は、肌荒れが起きているとその状態から抜け出すために、化粧水・美容液やクリームなどお肌に「効果的なのでは？」と感じる化粧品に走りがちです。
ですが、肌荒れの改善には絶対に順番があるんです。
その順番を間違えてしまうとなかなか肌荒れは改善せずいたちごっこから抜け出しにくい肌環境に傾いていってしまいます。

美容のセレクトショップとして、自信を持っておススメできる化粧品・ボディ商品・ヘアケア商品・サプリなどをご用意していますが、スキンタイプスキントラブルは人それぞれ。
優れたアイテムでもご自身に合っていないと効果は感じられません。
目安として頂けるように、マイトリビューティブログでは、化粧品のレーダーチャート・テクスチャーグラフ・お客様からのお声、そしてマイトリスタッフの本音をご案内しています。
特にスタッフの本音は、どこの会社にも所属していない中立なセレクトショップだからこそ言えるコメントばかりです。
「ベタベタするのでオイリースキンには不向き」
「ドライスキンには物足りないテクスチュア」
など、正直にお伝えしています。
「肌荒れを起こしているけれど、シミもなんとかしたい!!」と、気になるコトが複合的で何を使えば良いか分からない場合は、ご遠慮なくお問合せ下さい。
経験豊富なスタッフがご相談に応じます。
さらにお求め頂いた後、あなたのお肌がどう変化していき「健やかに保つにはどうしたら良いか？」と、お一人づつお手紙にまとめてお送りしています。
今、ご使用中ののホームケアに手ごたえを感じていない場合は、ブログやネットショップ内のコラムをご参考に見直して頂けたら幸いです。

「薬は使い方を間違えると毒になる」
と言われるように化粧品も「使い方・選び方を間違えると肌を荒らす」と言えます。
化粧品はたった数mlで何十万もする高額なものから、たっぷり入って数百円のものまで販売されています。
もし、あなたのお肌が荒れていたら、どちらの化粧品を選びますか？
多くの女性は、肌荒れを起こしている時に「安価な化粧品では悪化しないか？」と不安に感じ、高価なモノの方が効果があるハズと期待するそうです。
ですが実際のところ、高価なモノであろうと安価なモノであろうと、治癒力を損なわないように作られた化粧品を使わない限り肌は改善されていきません。
ご存知の通り人の肌は害になるものを排除し、自己治癒力でトラブルを修復して治ろうとします。
では、治癒力を損なわずに「活かす化粧品」とはどんなモノでしょうか？ ズバリ！！！ 「添加物を多く含まず、バランスの良い成分構成のモノだけに絞って作られているモノ」を指します。
シミやシワ・乾燥などの加齢によるエイジングトラブルも、敏感やニキビなど様々な肌荒れは、実際のところあまり変わりはありません。
肌トラブルが起きると自発的に
「シミを落屑させよう！」
「小じわを修復しよう！」
と細胞が元の健康的な状態に戻ろうと活発に働いています。
私たちのお肌は、治癒力を使って必死にあがいているのです。
その治癒力を妨げないように作られた化粧品が優秀だと断言できます。
昨今のスキンケアでは「肌トラブルを化粧品で治す」と勘違いを起こしてしまう情報が多々あふれていますが、肌荒れを改善するのはスキンケアではありません。 正しく使用しながら、自身の治癒力の手助けを化粧品に期待しましょう。

化粧品売り場に行くと、芸術作品のような容器に入っている化粧品が多いですね。
「手に取るだけで、キレイになれそう！」と錯覚してしまいそうになります。
「一晩で美しい肌に生まれ変われそう」なキャッチコピーもたくさんありますね。
企業のイメージ戦略だと分かっていても「使ってみたい！」とココロをくすぐられます。
ですが日本は法令で、
「化粧品とは、人体に対する作用が緩和なもので、皮膚、髪、爪の手入れや保護、着色、賦香を目的として用いられるもの」と定義されています。
それに対し、医薬品は、
「病気の診断、予防、治療に用いられるもの」となっています。
治すモノは医薬品。
化粧品は生活用品と区別されており、薬のような効果を発揮してはならないんです。
シンプルにご説明すると「薬のように肌の中に化粧品成分が入ってはいけません。」と定められているのです。
肌の中に入ってはいけない。
これは角質層までしか入ってはいけないと言っているのと同言です。
皮膚の一番表層にある角質層は、厚さ0.02mm〜0.05mmととても薄い層です。
非常に薄い部分ですが、鉄壁の強さを備えています。
北里大学のドクターがおっしゃっていましたが、「心臓など臓器に化粧水や美容液をかけたらショック状態が起こるが、肌は問題ない。」と。
そのくらい皮膚は頑丈にできているからこそ、内臓や筋肉、骨格を守れている訳ですね。
化粧品にはシミやシワ、ニキビ、肌荒れなどを穏やかに改善してくれる有益な成分だけでなく、防腐剤や酸化防止剤などの添加物も含まれていますが
角質層が本来持っている強靭さを踏まえての成分構成ですし、
更には、化粧品成分が肌の中に侵入しないようにあえて分子を大きく作り、より安全に使用できるようにしています。
その反面、塗り薬は角質層をやや脆くし、かつ薬剤自体の分子も小さくして、ダメージの箇所に到達させるそうです。
鉄壁の角質層を通り抜けるというコトです。
肌につけるという行為は同じでも
角質層を壊してしまう成分や分子が小さすぎて通り抜けてしまうモノは、化粧品のカテゴリーに入りません。
もう一つ「医薬部外品の化粧品」という日本独自の分類がありますが、
上記の理由から当店では、正しく使用しないと角質層が弱くなり、かえって治癒力が損なわれると捉えています。

化粧品開発会社は、私たちがどんな環境で化粧品を使用するかイメージを膨らませて作っています。
「手軽なモノを使いたい！」という声に応えるために・・・
・フタが空いたまま放置する
・お風呂場に置き去りにする
・容器にダイレクトに指を入れる
・期限を守らずに使用する
など、想定して作られています。
傷んでしまった化粧品が目や鼻、口などの粘膜に入ってしまう方がリスキーなので、様々な状況を想定し「劣化しない」事を念頭に置き、添加物で補っているのです。
化粧品の品質を維持するために添加物が入っているので、添加物は必要悪とも言えます。
カビや雑菌を防止する添加物でポピュラーな防腐剤「パラベン」でさらに詳しくご説明しましょう。 パラベンには、
ブチルパラベン・プロピルパラベン・エチルパラベン・メチルパラベンと４種類あります。

ブチルパラベンが、最も防腐効果が高いのです。
その分、肌負担は大きくなります。
その次に防腐効果が高いモノが、プロピルパラベン・エチルパラベン・メチルパラベンと続きます。
メチルパラベンは、目薬にも入っているほど負担は少ないのですが、防腐効果は低いので注意が必要です。
それらは、法令で化粧品一つにつき１％濃度までしか入れてはならないと決められています。
ですが現実的には、化粧品会社の多くは濃度を0.1％くらいまでに留め、肌に負担がかからないようにしています。
化粧品に含まれる防腐剤は、パラベンの他にヒノキチオール・デヒドロ酢酸ナトリウム・フェノキシエタノールが代表格で、その中でも最近よく使われるのが「フェノキシエタノール」です。
パラベンに抵抗感がある人たちのコトをくんで開発された防腐剤です。
フェノキシエタノールは、パラベンに比べ肌負担が少ないので人気ですが、フェノキシエタノールだけで防腐しようとすると、防腐効果が低いので量をたくさん入れなければなりません。
そう捉えると、濃度を控えめにしたパラベンが悪いとも言えない情景が見えてきますね。
その他の添加物として、酸化防止剤・ｐＨ調整剤・殺菌剤・合成着色料・合成香料などがありますが、優秀な化粧品は肌刺激の少ないメチルパラベンを採用しながら、殺菌剤の役目にあたるエタノールなどで補強していたり、フェノキシエタノールを採用しながら抗菌作用のある酸化銀でカバーしていたり、何度もテストが行われ、涙ぐましい工夫がなされています。
解剖皮膚生理学を熟知した上で研究・開発され、有益な成分を活かし、添加物のバランスが肌負担にならないように作られている化粧品。
それを、優秀な化粧品だとマイトリでは考えています。

安全に成分構成され、テストもクリアしている化粧品。
鉄壁の強さを備えている角質層。
それなのに化粧品がしみたり、赤くなったり、かゆみを伴ったりした経験がある方も少なくないでしょう。
なぜでしょうか？
先ほど、多くの化粧品会社はパラベン濃度を１％より低い0.1％に設定しているとご説明しました。
私たちは、日々何種類もの化粧品を重ねて使っています。
1：クレンジング、2：洗顔フォーム、3：化粧水、4：美容液、5：乳液、6：クリーム、7：オイル、8：日焼け止め、9：ファンデーション、10：下地、11：コンシーラー、12：アイシャドー、13：チーク・・・。
これら一つ一つの商品は0.1％濃度のパラベン濃度を守っていても、アイテム数が増えて重ねて使用するとどうでしょうか？
足し算してみると、あっという間に１％濃度越えてしまいます！
様々な化粧品やメイク品を使えば使うほど、多種多様の添加物を摂取し、自ら肌負担を大きくしその頻度が高くなると、鉄壁の角質層も弱っていきます。
「キレイになりたかった」一心でケアした事の蓄積が、角質層の破壊に繋がっているなんて想像もしませんでしたよね。
ですが、角質層が破壊されても私たちには治癒力があります。
通常は化粧品の使用を控えると徐々に戻っていきますが、残念なコトに、これらの真実を話している化粧品会社は少ないです。
そのコトに気づいている美容従事者も一握り・・・。
今、お読み頂いている方がもしお肌に不調を感じているならば、是非、ご愛用のアイテムを減らしてみたり、使用するのをお休みしてみて欲しいです。
本来の肌の抵抗力・治癒力を取り戻せないとなかなか改善の道がひらきません。

化粧品をセレクトする際に大切な事。
「肌の抵抗力・治癒力を損なわない化粧品と出会うコト」
それともう一つ、エステティシャンとしてたくさんのお肌に触れ、導かれた答えがあります。
「優秀な化粧品とはいえ、同じラインナップを使い続けるのは間違い」という事です。
どんなに優れた化粧品でも、成分や添加物が人工的に配合され、化学物質の塊である事には違いはないからです。

俗に言うオーガニックコスメも同様です。
お肌に良さそうな代名詞のレモンやキュウリの輪切り。
しっとりしそうなハチミツなどの天然モノ。
それらを直接つけると肌はかぶれます。
「自然から取れたものが、私たちの肌に合わない事もある」
それは「食べるもの」と「肌につけるもの」では受け入れ先が違うからです。

自然から取れたものを食べる際は、消化器官を通るので免疫・殺菌・消化などさまざまな防御の上カラダに取り込まれていきます。
ですが、肌はいつも先陣を切って外気から守ろうとしていますので、自然界の成分全てがお肌にプラスに働くことはあまりありません。
花粉も自然由来ですが、肌には刺激になりますよね？

刺激がある物を消化する能力は肌にはありませんので、それらを除去し精製して化粧品が作られています。
化粧品は、オーガニックであろうと自然由来であろうと人工的に手が加えられている化学物質に変わりがありません。

化学物質である以上、添加物のお話と同様蓄積していきます。
自然由来の成分も化学物質も長年使用し続けると、アレルギーを起こすリスクが出てくるため、化粧品は時々浮気した方がイイのです。
アレルゲン回避のためにマイトリでは優れた化粧品ブランドをいくつか準備し、季節やお肌の状態に応じて、ブランド（会社）を変えるようご案内しています。

同じブランドで、ドライスキンラインからエイジングケアラインに変更。
これもアレルゲン回避にはなりますが全く違うブランドにした方がより効果的な事もあります。
マイトリでは、ナボカルコスメティックス社・エストラボ社・ピュアコード社の３ブランドを取り扱っております。

それら各ブランドの
・敏感肌ライン
・シミ予防ライン
・シワ予防ラインなど様々なラインナップをご用意しております。
お客様のお悩みに合わせておススメできるよう取り揃えております。
どうぞお気軽に私たちにお問い合わせください。